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クルマ乗り換え相談室 自動車ジャーナリストがクルマ選びのお手伝いをする相談室です
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クルマ乗り替え相談室
新車時、高嶺の花だった超高級車
自動車ジャーナリストがいっしょに考える クルマ乗り替え相談室
今日も悩みを抱えたヒトたちが訪れてきます
ここは「どのクルマがいいのかわからない」
「クルマ選びで失敗したくない」という迷える
子羊のために自動車ジャーナリストが
クルマ選びのお手伝いをする相談室
さて、今月の相談者はどんなヒトでしょう……
長年の憧れであるロールスロイス、ベントレー
分不相応な高級車ですが、300万円台という物件も……
一生に一度は所有してみたいのですが、どうでしょうか?
相談者
今月の相談者
中嶋貴史(37歳) 群馬県在住/レストラン経営
現在所有しているクルマ 1986年モデル・メルセデス・ベンツSクラス
乗り替え予算 300万〜400万円
希望ボディタイプ セダン
田口浩次
■今月の講師
田口浩次
 GooWORLDでは、「部員グチ」として、クマクラ部長と共に「ハンター倶楽部」でお宝クルマを探し続ける。F1レースを追い世界中を移動しながら、クルマ雑誌や一般誌に寄稿する国境なき自動車ライター。
経験する価値がある
古い高級車
 中嶋さんはレストランオーナーですか。一国の主となった起業家の方々にとって、ロールスロイスやベントレーは、人生において一度は所有してみたいクルマでしょう。しかも、クルマに負けないよう、本業も頑張る励みになりますから、けっして臆する必要はないと思います。ただし、自分で運転する愛車として購入を考えるならば、ロールスロイスはあえて選択肢から外したいと思います。
 というのも、日本でのロールスロイスのイメージは、英国王室御用達で後部座席に乗るクルマという固定観念があまりにも強いからです。もちろん、ロールスロイスの輝かしい歴史を振りかえれば、間違いなくドライバーズカーであり、運転を楽しむクルマです。しかし、世間とのギャップはまだまだ大きい。そこで、現在は袂を分けてしまいましたが、長年ロールスロイスといっしょだったベントレーはどうでしょう?
 VWグループになったベントレーは、若々しいイメージ作りに成功し、とくにコンチネンタルGTは現在のセレブクーペ市場を席巻しています。その影響から、日本国内でもベントレーの高級イメージがやっと世間に認知されてきました。そこで、ロールスロイスと共生していた時代のベントレーターボをお勧めします。
 見た目はだれでも知っているロールスロイスでありながら、その鼻先には最近話題のベントレーマーク。見た目、押し出し、内装の高級感、そしてなによりドライビングの楽しさがあり、中嶋さんの憧れを満たす大本命であると太鼓判を押しましょう。
 さて、本命があまりにも強力なので、対抗が見当たらないというのが本当なのですが、強いて挙げるなら、先代のマセラティ・クアトロポルテです。そのイタリア的高級車のアプローチは、ドイツ車に乗り慣れた中嶋さんには、きっと大きな驚きとともに、イタリア車特有の、五感を刺激する官能を楽しめます。どちらのクルマもオンリーワンの魅力がありますよ。
グラフ
ANSWER 新車時、高嶺の花だった超高級車
本命
'92 BENTLEY TURBO R
'92 BENTLEY TURBO R
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セレブイメージが強まった
いま注目の最高級セダン
 VWグループ以前から生産していたロールスロイスとの共生時代を生きたモデル。ロールスロイスは専属のドライバーが運転するクルマで、ベントレーはクルマ好きの大金持ちが乗るクルマというイメージがあり、実際、日本市場でもベントレーはドライバーズカーとして認知されていた。1985年に初登場したターボRだが、丸目ライトが近年のデザインの主流となっていることもあり、現在見ても古臭さはほとんど感じさせない。ドライバーズカーとして、さらに過激なターボSやターボRTといった台数限定モデルも後に発売された。現在の相場は、下は200万円台から上は700万円台と、意外に高年式なモデルが予算の範囲に入ってくるのが魅力だ。
Point1
英国的ドライバーズカー
 巨体に似合わずステアリングが軽く、ついついワインディングも楽しみたくなる。しかし修理費用は目玉が飛び出るほど高いので、整備履歴が不明な安物買いをして、トラブル発生後の高額出費を迫られるリスクは避けたい。
Point2
モノを見る目が養われる
 外装のメッキ、内装の木目、本革の仕立て、操作部分の質感……。どこを触れても、最近の成型技術に優れた大量生産のクルマにはない、英国王室を頂点とした階級社会が結果的につくりだした最高級のオーラがそこにある。
Point3
最低限の修理費用を保持しよう
 ここが壊れたらどのくらい費用がかかるかなど、自分の運転で考えられる最低限のトラブルを想定した修理代金を準備しておくことが賢明。定期的なメンテナンス代も普通の高級車よりずっとかかる覚悟はしておく必要あり。
■1992年モデル・ベントレー・ターボR(3AT)
●全長×全幅×全高:5280×1890×1485mm ●車両重量:2300kg ●エンジン形式:V8 OHV
●総排気量:6747cc ●最高出力:非公表 ●最大トルク:非公表 ●サスペンション前・後:ウイッシュボーン・トレーリングアーム ●タイヤ前後:225/50R16
中古車平均価格 350万円 91年モデル・ターボR
対抗
'95MASERATI QUATTROPORTE
'95MASERATI QUATTROPORTE
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フェラーリの資本参加で
再び最高級ブランドへ
 4代目のクアトロポルテとして1994年にデビュー。経営不振からフェラーリの傘下となったが、結果的に生産品質が格段に向上し、ブランド力も復活した。発売当初はV6のターボモデルだったが、2年後にV8がデビュー、さらに1998年にフェラーリが手を加えたエボルツォーネがデビュー。フェラーリ前とフェラーリ後のモデルでは、その品質管理には大きな差があり、トラブルが多いのはフェラーリ参画前のモデルである場合が多い。ジーンズで座ると、一発でキズが入ると言われた女性の肌のように柔らかい本革シートを含めた官能的な内装は、まさしく感性でデザインされたことを実感する。外観デザインもあのガンディーニが担当しているのだ。
Point1
官能のドライバーズカー
 エンジン音こそフェラーリのように甲高くなく野太いが、レッドゾーンに飛び込むように回ろうとするエンジンと、色香を感じさせる内装のギャップが、男性的なドライバーほど魅了する。ついつい走りに行きたくなるクルマ。
Point2
女性を惹きつけるデザイン
 外観はガンディーニデザインらしく、男性的で魅力的だが、内装は男性だけでなく、女性をも惹きつけるイタリアンデザインの真骨頂。内装のセンスなら、フェラーリもかなわないが、前期モデルの方がさらに色気がある。
Point3
ベルト類などをマメに交換
 イタリア車のなかでも、とくにトラブルが多いと言われたマセラティ。たしかに、フェラーリ参画前のモデルはトラブルの報告は多い。ただし、ベルト類を指定より早めに交換していけば、致命的なトラブルは避けられるはず。
■1995年マセラティ・クワトロポルテ(4AT) ●全長×全幅×全高:4550×1810×1380mm 
●車両重量:1605kg ●エンジン形式:V6 DOHCツインターボ ●総排気量:2790cc ●最高出力:284ps/6800rpm ●最大トルク:42.1kgm/3500rpm ●サスペンション前・後:ストラット・トレーリングアーム ●タイヤ前・後:205/55ZR16・225/50ZR16
中古車平均価格 250万円 95年モデル・クワトロポルテ
ブランドページ
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