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クルマ乗り換え相談室 自動車ジャーナリストがクルマ選びのお手伝いをする相談室です
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クルマ乗り替え相談室
硬派なスポーツ性を求めるなら911を
自動車ジャーナリストがいっしょに考える クルマ乗り替え相談室
今日も悩みを抱えたヒトたちが訪れてきます
ここは「どのクルマがいいのかわからない」
「クルマ選びで失敗したくない」という迷える
子羊のために自動車ジャーナリストが
クルマ選びのお手伝いをする相談室
さて、今月の相談者はどんなヒトでしょう……
ずっとポルシェに憧れていました。911が好きなのですが
同じような予算でもっと新しいボクスターが買えるため
かなり迷っています。どちらを選ぶべきでしょうか?
相談者
今月の相談者
秋本栄一郎(39歳) さいたま市在住/会社員
現在所有しているクルマ 1996年モデル・ニッサンスカイラインGT-R
乗り替え予算 350万〜400万円
希望ボディタイプ クーペ&オープン
石井昌道
■今月の講師
石井昌道
 自動車専門誌の編集者を経てモータージャーナリストとして独立。モータースポーツでの経験を生かし、クルマ雑誌のみならず一般誌にもそのフィールドを広げる売れっ子。その丁寧なクルマ分析には定評がある。
ポルシェに
何を求めるか……
 初めてポルシェを買おうと思ったときに、比較的新しめのボクスターにするか、古くてもいいから911一途にいくか、というのは悩みどころ。
 350〜400万円の予算で911をねらうとなると、先代996型はまだ難しい。その前の993型がやっとだ。ところがボクスターならば先代986型の最終に近いモデルが手に入る。結局のところ、ポルシェに乗ることで何を得たいのかで選択は変わってくると思うが、秋本さんはスカイラインGTーRからの乗り替え。おそらく硬派なスポーツ性を求めているだろうと想像する。
 だとしたら男らしく初心を貫いて911一本でねらいを絞ることをオススメする。ポルシェの凄さをまず体感するのは、あの金庫のようなボディ剛性。ドアを閉めるだけで、国産スポーツでは体験できないような重々しい音がする。耳がキーンとなりそうなぐらいに気密性も高い。それは993型でも、もっと前の964型でも味わえる。いや現行モデルよりむしろ、古い世代のほうがオーバークオリティ感が高いかもしれない。あのドア閉め音はオープンのボクスターでは味わえないものだ。
 また、「最新のポルシェが最良のポルシェ」ではあるのだが、911に流れるフィロソフィーは基本的にブレがない。その昔「ル・マン24時間レースに出走してもそのまま自走でドイツまで帰れる」と言われていたが、たしかにそれが納得できるようなタフネスさは古いモデルでも感じられる。新しいほどに快適性が高まり、RR特有の神経質さもなくなっているが、「ポルシェ感」ということに関しては993型や964型で十二分に満喫できるはずだ。
 ただ、911ほどスッとばさなくても楽しめたり、ミドシップならではの素直さがあるボクスターも捨てがたい存在ではある。それほど速くなくてもいいからクルマの能力を常に引き出してやりたいという思うなら、911よりも付き合いやすいかもしれない。
グラフ
ANSWER 硬派なスポーツ性を求めるなら911を
本命
'95 PORSCHE 911 CARRERA
'95 PORSCHE 911 CARRERA
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古き佳きポルシェの味と
現代的技術の恩恵が共存
 硬派なポルシェファンにはいまだに人気の高い993型。フラット6らしいビート感が濃厚な空冷としては最後のモデルであるし、サイズも手頃。また、セレブ受けするようソフィティケートされ、コストカットの跡が見え隠れする996型よりも、精神的にピュアに映るのだ。ただしリヤサスペンションはマルチリンクとなり、それまでよりも安定性が高く、また快適性もそこそこにある。エンジン以外の面でみれば、現代に繋がる技術が投入されているのが993型と言えるのだろう。そういった意味で、古き佳きポルシェらしさが存分に味わえながら、現代的な技術の恩恵にも授かれるバランスのいいモデルなのだ。
Point1
伝統の911らしさ
 993型は996型で失われてしまった往年の911らしさが満載。エンジンに加え、セクシーなリヤフェンダーの盛り上がりに、独特の緊張感があるコンパクトなサイズ。ドアノブも伝統のグリップタイプだ。人気が衰えないのも納得。
Point2
最後の空冷エンジン
 最後の空冷エンジンはやはり完成度も高い。もともと優れているフラット6の回転特性は、精度の高まった993型用ではさらに極上。また、バリオラムを採用していることも特徴。964型で採用された可変吸気がより緻密になった。
Point3
現代的になったリヤサス
 リヤサスペンションの変化は964型でも劇的だったが、マルチリンク化された993型はさらに現代的。絶対的なグリップ力も、コントロール性も圧倒的に高い。とくに、ウエットなど滑りやすい路面での扱いやすさが光る。
■1995年モデル・ポルシェ 911 カレラクーペ(6MT)
●全長×全幅×全高:4525×1730×1300mm ●車両重量:1370kg ●エンジン形式:水平対向6DOHC ●総排気量:3600cc ●最高出力:270ps/6100rpm ●最大トルク:33.6kgm/5000rpm ●サスペンション前:ストラット・後:マルチリンク ●タイヤ前後:205/55R16・245/50R16
中古車平均価格 489万円 95年モデル・911 カレラクーペ
対抗
'03 PORSCHE BOXSTER 2.7
'03 PORSCHE BOXSTER 2.7
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エントリーモデルながら
スポーティ感は十分
 914以来のミドシップ車として96年にデビューしたボクスター。エンジンは当初2.5L、後にこれが2.7Lに変わり、3.2Lも加わっている。それでも基本的にはパワー志向ではなく位置づけはエントリー・モデル。また、オープンとあって硬派さは低い。ハンドリングもギンギンにスポーツ志向ではない。ただこれには、伝統あるフラッグシップ、911に対する遠慮が現れているのかもしれない。運動性能的に有利なミドシップを本気で仕立ててしまうと、911よりいい面が出てしまうからだ。オープンカーとしてはボディ剛性は抜群に高く、ポルシェらしい緻密な品質感もある。十分にスポーティ感は味わえるだろう。
Point1
速すぎない
 現代の911はポテンシャルが凄まじい高みにあるが、公道で楽しむにはもはや速すぎる面もある。その点、ボクスターだったら常識的な範囲でスポーツ・ドライビングが堪能できるのが強みだろう。オススメは2.7L+6速MT。
Point2
素直さが魅力のミドシップ
 限界領域での素直さはやはりミドシップならでは。RRの911も、993以降ならばコントロール性が相当に高くなっているが、乗り手にスキルを要求するクルマでもあるのだ。まずはボクスターからポルシェに触れるのもいい。
Point3
911と共通部品多し
 ボクスターが開発されていたころのポルシェは、経営的に苦しい局面に立たされていたため、996型との共通部品も少なくない。ということは、911と同じ部品が多いのに、価格は断然安いってこと。じつは買い得なモデルなのだ。
■2003年・ポルシェ ボクスター 2.7(5MT)
●全長×全幅×全高:4320×1780×1290mm ●車両重量:1340kg ●エンジン形式:水平対向6DOHC ●総排気量:2687cc ●最高出力:228ps/6300rpm ●最大トルク:26.5kgm/4700rpm ●サスペンション前・後:ストラット ●タイヤ前後:205/55R16
中古車平均価格 390万円 03年モデル・2.7
ブランドページ
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