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【東海エリアドライブ】BMW アルピナ B5で港町、沼津を走る

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BMW アルピナ B5で港町、沼津を走る

潮の香りに誘われてやってきたのは、伊豆半島の付け根
静岡県沼津市。眼前には駿河湾、見上げれば富士山と
見所満載の港町沼津を「BMW アルピナ B5」で走る。
美味しい食べ物、遊べるスポットを求め、名古屋から
約4時間のグランドツーリング出発!!

ハツガイ(本誌) 撮影谷瀬 弘

新鮮な沼津の幸を求めて、アルピナ B5で快走!!

BMW アルピナ B5

 毎度東海エリアの様々な場所を、素敵な輸入車と共に紹介しているグー・ワールドGT。今回ご紹介するのは、編集部のある名古屋から久しぶりのグランドツーリングとなる静岡県の港町沼津市だ。

 このGT、お供をしてくれたのはBMWの5シリーズをベースにチューンナップされたアルピナB5と、現在、輸入車に興味がありありなモデルの中川さんである。上品なスタイルで大人を感じさせてくれるアルピナB5は、紳士の顔の裏にV8スーパーチャージャーを隠した、いわば「遊びを知る大人の男」。余裕をたっぷり含んだ走りで、私たちをナビゲートしてくれる。そしてすらりと伸びた足が美しい中川さんも、スタイル抜群の八頭身美人である。こんなメンツで旅に出れば、楽しくない訳が無いというものだが、沼津の町が美味しいものの宝庫と来れば、ことさらに期待感も上がってくる。

BMW アルピナ B5

 さて、名古屋を出発し約4時間。沼津に着いた我々一行は、沼津港へとB5を走らせる。目指す港には大きな水門がそびえ立っており、遠方から来る我々の様な観光客も、すぐに見つけることができるはず。美味しい海産物を求め、空腹のまま走る我々に、B5の余裕ある加速が頼もしい限りだ。

 港に到着し、隣接する駐車場にB5を停車する。歩いて周辺を散策する中川さんが、潮の香りに混じって何やら美味しそうな匂いがすることに気がついた。まずお昼とばかりにそちらへ直行した我々が見た光景は…なんと30店舗以上ものお店が並ぶ沼津港飲食店街だ。活気があり、どこも美味しそうで、私たちは空腹のまましばらく悩んでしまうのである。

06:30 10:30 11:30 17:00 21:00
名古屋出発 沼津到着 沼津港 沼津出発 名古屋到着

東名高速道路をひたすら、東京方面にクルマを走らせる。通常3時間と少しあれば沼津まで着くが、今回は休憩を多めにセーフティドライブを心掛ける。

沼津インターを降りると早速出迎えてくれるのが「沼津ぐるめ街道」だ。立ち寄りたい気持ちをまずは押さえて、沼津市街に向かう。市街までは15分ほど。

駅周辺や主要な道路は広く走りやすいものの、市街の横道はそれほど広くはない場所が多い。クルマを運転する際には、多少の注意が必要。

帰りの東名高速は、静岡市内や、愛知県の岡崎、豊田周辺で交通量が多くなるので、特に注意しよう。せっかくの楽しいドライブも事故っては意味が無いぞ。

沼津
沼津 沼津
駿河湾のもっとも奥、付け根の部分に位置している沼津港には、全国でも有数の水揚げを誇る魚市場がある。その市場を観光資源にもしている港の回りには多くの飲食店があり、連日大勢の人達で賑わっているのだ。 港周辺には、その日獲れたばかりで活きの良い魚を美味しく頂ける食堂やレストランがたくさん。新鮮な魚介類を安く、他では考えられないような量で食べることができる。どこに入ろうか迷うほど、どのお店も美味しそう。
沼津トピックス
沼津トピックス 沼津トピックス
箱根、伊豆の玄関口となる東名高速「沼津I.C.」の降り口から約3kmにわたって続くレストランや土産物屋が密集した「沼津ぐるめ街道」。山と海の食材が集まる沼津の味を、一挙に楽しめるスポットだ。また土産物屋には、沼津の特産品である魚の干物から、目の前にそびえる富士山を模したお菓子、静岡県の名産であるお茶や、お茶を使った銘菓が揃っている。

沼津を知るには港から。1日中、沼津を堪能できる。

沼津

 美味しい匂いの誘惑に負け、沼津港の味を堪能した我々は、お腹も満たされた所で観光スポットとしての「沼津港」をゆったりと散策した。

 我々が注目したのは、沼津港に訪れる前からランドマークにしていた「大型展望水門 びゅうお」。津波から街を守るためのこの水門は、とにかくでかいのだ。そしてそれを支える2本の柱もでかい。そしてそこに目を付けた沼津市は、この水門の上部を展望台として一般に開放しているのである。地上約30Mの高さにある展望台からは、駿河湾の先に広がる水平線や、そびえ立つ富士山まで沼津を取り囲む自然を一望することができるのだ。

 港周辺にはその他、魚市場の「競り」の様子が見学できる施設「イーノ」や公園などもあり、港周辺にある飲食店街とあわせ、「見て、食べて、学んで、遊べる」沼津を知るには最適な観光スポットになっている。

沼津港魚市場“INO”

沼津港魚市場“INO”

 日本有数の水揚げを誇る沼津港。ここで行われる活気ある“競り”を、気軽に見学できるのが「INO(イーノ)」である。競りが行われるのは当然、朝一、漁船が港についてすぐである。朝のかなり早い時間だけと、見学のタイミングは限られてしまうが、普段何気なく食卓に並ぶ魚介類が全国に配送されていく“現場”は一見の価値有りである。イーノの2階にはレストランと展望デッキもあるので、朝寝坊してしまったなんて人でも、とりあえず来てみれば、ちゃんと楽しむことができるようになっているのだ。

ドライブのお土産(話・物)は、お裾分けが「大人のマナー」。

ドライブのお土産

 沼津で遊び回って、もう帰らなくてはならない時間が差し迫ってきた。楽しいドライブも帰り際には、少し寂しい気分になるものだ。

 帰ってしまうのが名残惜しい。そんな時は、家で楽しかったドライブの余韻に浸れるように、沼津のお土産を買って帰ろう。味で、または視覚で、はたまたその香りで、沼津ドライブを思い出させてくれる。

 もちろん自分のためにだけではない。自分の周りにいる人達にも、ドライブのお土産話と一緒に沼津のお土産を持っていこう。自分が体験した楽しさを、お裾分けするのが「大人のマナー」だ。

お土産
Pool Studio Players! Pool Studio Players!
富士山チョコレートクランチ
鯛の磯焼&桜えび
日本を代表する名峰、富士山のふもとにある沼津では、晴れた日にど迫力の富士が目の前に現れるのだ。「沼津は海だけではなかった」そんなアピールをこのお土産でしてみては?
駿河湾で獲れた魚介類は、日持ちする磯焼や、干物にしてもやっぱり美味しい。旅の思い出にお土産として持って帰れば、何日後でも沼津の磯の香りを思い出させてくれるはずだ。
Pool Studio Players! Pool Studio Players!
富士山モンブラン 抹茶のロイヤルショコラ
上がチョコレートなら、こちらは富士山をあしらったモンブラン。フランス語で「白い山」を意味するモンブランは、富士山を表現するのにうってつけのお菓子である。甘さは控えめだ。
沼津の、というより静岡県の名産品「お茶」を使ったこちらは、食べれば抹茶独特の甘さが口の中に広がる。沼津のお土産というより、静岡のお土産として、こちらも外すことはできない。
沼津港大型展望水門“びゅうお”

沼津港大型展望水門“びゅうお”

入館料 大人/100円 小中学生/50円
定休日 火曜日(火曜休日の場合はその翌日)
開館時間 10:00〜21:00

沼津港に進入する津波から、港の背後地にある市街を守るために作られた水門「びゅうお」。津波をシャットアウトするための扉体(ひたい)は、幅40m、高さ9.3m、重量は406tで日本最大級だ。また水門の上階は、地上約30mの展望回廊になっていて、富士山や駿河湾、箱根の山など、360度の広大な景色を見渡せる。

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Page2 BMW アルピナ B5 インプレッション
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