PORSCHE PREMIUM SELECTION

PREMIUM SELECTION

PORSCHE

ポルシェ購入のための知識がここにある。



911

 

1963年に356の後継モデルとして誕生した911は、リヤエンジン、リヤ駆動という特徴的なメカニズムを50年以上に渡って堅持するポルシェを代表するスポーツカー。


TYPE 911

2011年〜

1963年の初代モデル誕生以来、スポーツカーのアイコンであり続けている911。そのコアテクノロジーはリヤに搭載される水平対向エンジンで、誕生から50年以上過ぎた現行モデルにおいてもそれは継承されている。2011年から販売されているタイプ991ではプラットフォームを一新し、ボディ構造はアルミを多用したハイブリッドタイプへと変更、高剛性と軽量化を両立している。ボディタイプは、クーペのカレラ、オープントップのタルガ、そしてフルオープンのカブリオレの3つで、それぞれに後輪駆動モデルと4輪駆動モデルが存在する。ベーシックモデルには350馬力を発揮する3.4Lエンジンを搭載。さらにハイパフォーマンスモデルとして、3.8Lエンジンを搭載するグレードも用意されており、それらはパフォーマンスアップのレベルに合わせてS、GTS、ターボ、ターボSと名付けられている。また、スポーツ性を極めたGT3というスペシャルモデルも歴代同様にラインアップする。


TYPE 997

2004年〜2011年

ボディ骨格を先代のタイプ996から受け継ぎつつも、大幅に内容を変更し近代化・ハイテク化を遂げたのが2004年から2011年まで販売されていたタイプ997だ。スタイリング上の特徴は復活した丸型ヘッドライトで、ポジションランプとターンインジケーターを別体としてフロントバンパーに配置している。また、PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメント)やスポーツクロノパッケージといった電子制御によってスポーティな性格を引き出すオプション装備も用意された。モデルライフ中もっとも大きな変更となったのが2008年に行われたマイナーチェンジ。このときからエンジンは直噴仕様となり、トランスミッションに7速デュアルクラッチトランスミッションである「PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)」が追加されている。また、この際にルックスにも手が加わり、ランプ類がLED化され、ホイールのデザインも変更されている。


TYPE 996

1998年〜2004年

911の50年にわたるライフサイクルにおいて、間違いなくもっとも大きな変更であったと言えるのがエンジンの水冷化。5代目の911となるタイプ996は、水冷化された水平対向エンジンを採用した911の歴史におけるターニングポイントとなった。排気量はノーマルのカレラで3.4Lとタイプ964よりも小さくなったのにも関わらず、可変吸排気機構の搭載により最高出力300馬力、最大トルク35.7kgmと優れたパフォーマンスを発揮。トランスミッションは6速MTおよび5速ティプトロニックSを用意。水冷化の理由はメーカー的には環境問題への対策が大きいが、ユーザーサイドとしてはメンテナンスコストの大幅な削減という大きなメリットにつながる。空冷時代ではつきものだったオイル漏れも、水冷化されたタイプ996以降ではほとんど見られなくなった。2002年のマイナーチェンジでエンジンは3.6Lに拡大され、内外装にも手が加わった。


TYPE 993

1993年〜1997年

最後の空冷エンジンを搭載する911となったのが1993〜97年まで販売されていたタイプ993だ。964から基本を受け継がれた3.6Lエンジンは、排気量こそ先代より小さいものの、改良によって最高出力272馬力、最大トルク33.6kgmと964を超えるパフォーマンスを発揮。リヤサスペンションをマルチリンクとしたことで操縦安定性も大幅に改善し、空冷時代の集大成として高い完成度を誇っている。トランスミッションはMTが6速で、ATのティプトロニックは4速であった。95年のマイナーチェンジでは、エンジンに可変吸気機構のバリオラムを採用して285馬力/34.7kgmとパワーアップ。トランスミッションもATがステアリングスイッチ付きのティプトロニックSへと進化した。ボディバリエーションとしては、クーペのカレラ、オープントップのタルガにフルオープンのカブリオレを用意。さらにワイドボディのターボ、カレラS、カレラ4Sが存在した。