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    ボクスター
    ポルシェの歴史を作った356や550スパイダーの伝統を受け継ぐ2シーターオープンスポーツ。ミッドシップにエンジンを搭載することで爽快なドライビングと快適性を両立する。
    ポルシェのオープンスポーツの伝統を受け継ぐボクスターも、2012年から販売されているタイプ981で3代目となった。従来どおり911とメカニズムの一部を共用している現行型では、シャシーの47%にアルミ素材を使用。ボディ全体を先代よりサイズアップさせつつも剛性はアップし、先代に比べてMT仕様で25kgもの軽量化も実現している。エンジンは水平対向6気筒2.7Lで最高出力265馬力、最大トルク28.6kgmを発揮し、組み合わせられるトランスミッションは6速MTまたは7速PDKとなる。オープン機構にも改良が加えられ、作動時間は9秒に短縮、操作もロック機構も含めて全自動となっている。また、燃費対策としてアイドリングストップ機構を採用したのも現行型の特徴だ。

     
      1930年代初頭、自動車設計者フェルディナント・ポルシェ博士によって興されたポルシェ事務所は、自動車にまつわる設計やコンサルティングを行う会社としてスタートした。1948年にオリジナルモデル第1号車の356を世に送り出して自動車メーカーとしての道を歩み始めたポルシェは、その後1963年に傑作スポーツカー「911」を発表し、スポーツカーメーカーとしての道を本格的に歩み始めた。それから約50年、ポルシェはスポーツカーメーカーというアイデンティティーを維持しながら、ミッドシップ、SUV、サルーンとそのフィールドを広げている。