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    カイエン
    SUVというジャンルにリアルスポーツカーの資質を持って華々しく登場したのがカイエン。ファミリーでドライブを楽しめる快適性と積載性を備えている。
    ポルシェが新しい形のスポーツカーとして提案したSUVのカイエンも現行型ですでに第3世代となった。2010年から販売されているタイプ958の特徴は、軽量化と高効率化されたパワーパックによる、さらなるパフォーマンスと環境性能の両立。グレード構成は911などと同じく、ベーシックグレード、ハイパフォーマンスのSおよびGTS、そしてトップモデルとしてターボが君臨。さらに、この世代からはハイブリッドも加わった。2014年に行われたマイナーチェンジではATが8速ティプトロニックSへと進化、アイドリングストップ機能などの採用により燃費性能もより改善されている。エンジンバリエーションは、3.6L V6NA、3.6L V6ツインターボ、4.8L V8ツインターボに加えてプラグインハイブリッドのS-Eハイブリッドも登場した。

     
      1930年代初頭、自動車設計者フェルディナント・ポルシェ博士によって興されたポルシェ事務所は、自動車にまつわる設計やコンサルティングを行う会社としてスタートした。1948年にオリジナルモデル第1号車の356を世に送り出して自動車メーカーとしての道を歩み始めたポルシェは、その後1963年に傑作スポーツカー「911」を発表し、スポーツカーメーカーとしての道を本格的に歩み始めた。それから約50年、ポルシェはスポーツカーメーカーというアイデンティティーを維持しながら、ミッドシップ、SUV、サルーンとそのフィールドを広げている。