【気になる中古車試乗判定】メルセデス・ベンツ SLK 1 / 2ページ

旬のクルマをクローズアップ [2017.03.23 UP]

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)が真剣チェック!
気になる中古車試乗判定 メルセデス・ベンツ SLK

メルセデス・ベンツ SLK
2014年式 MERCEDES-BENZ SLK

一般ユーザーが乗っている使用過程車をテストすることで、新車ではわからない実力をチェックするのがこのコーナー。売れ線中古車の本当のトコロを厳しい目線でインプレッション!果たしてその結果やいかに!?

文●竹岡圭、九島辰也、GooWORLD 写真●GooWORLD

今月の中古車は メルセデス・ベンツ SLK

シンプルで上質さもある
インテリア空間
メルセデス・ベンツ SLK コックピット

 インテリアのダッシュボードは、航空機の羽をイメージをしてデザイン。中央に液晶モニターを備える2眼式メーターやパドルシフト付きステアリング、そして力強さを感じさせるセンターコンソールがスポーティな雰囲気を高める。トランスミッションは7速ATの「7Gトロニックプラス」。

オープンドライブの快適性を
真剣に考えたSLKの装備
メルセデス・ベンツ SLK 内装

 今回取材したモデルは中間グレードである「SLK200ブルーエフィシェンシー」で、ベーシックモデルに対して本革シートや首元を温めてくれるエアスカーフなどが装備される。トランク容量は、屋根の開閉状態によって202Lから312Lまで変化。二人ならば旅行にもいけるサイズだ。

4気筒ターボエンジンは
十分な実力の持ち主
メルセデス・ベンツ SLK エンジン

 SLK200に搭載されるエンジンは、1.8L直4ターボ。184馬力の最高出力は7速ATとの協調によってスムーズかつ力強く車体を加速させる。このほか、306馬力を発生する3.5L V6エンジンを積むSLK350、そしてシリーズ最強の422馬力を搭載する5.5L V8エンジンの55 AMGが存在した。

標準装備が充実しているのも魅力
メタルトップは電動で開閉
メルセデス・ベンツ SLK 装備

 充実した装備もSLKの魅力。ダッシュボード中央に埋め込まれた液晶モニターには、ナビゲーションをはじめ、エアコンや車両情報などが表示される。それらは手元のコントローラーで操作可能。自慢のバリオルーフにより、スイッチひとつで約20秒間でクーペからフルオープンになる。

メルセデス・ベンツ SLK 試乗判定レビュー

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)
自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

SLに代表されるオープンカーを長年製造してきたメルセデスのノウハウを集結。快適性とスポーツ性能を高次元で両立させているSLK。ボタンひとつでクーペからオープンに早変わり。

メタルトップの元祖!小さな高級オープンカー

編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回は、メルセデス・ベンツのオープンスポーツカーであるSLKが登場です。お借りした車両は個人所有で2014年モデル、グレードは「SLK200ブルーエフィシェンシー」、走行距離は6万5000kmとなります。

九島●お、オープンカーとは今回の試乗車は春を先取りだ。

編集部●ありがとうございます。SLKの初代モデルが登場したのは1997年で、その後2004年に2代目が登場しました。今回お二人に試乗していただくSLKは、2011年から販売されている3代目の現行型となります。

竹岡●SLの弟分みたいな感じで初代が出て、だんだんとスポーティさを増してきた感じだよね。

九島●2代目までが女性オーナーの比率がかなり高かったこともあって、3代目はわりとマッチョに仕上げたってメルセデスは言ってたよ。

竹岡●なるほど!たしかに初代は可愛かった。ボディカラーも真っ赤とか真っ青のイメージがあったな〜。SLだとちょっと気後れしちゃうけど、SLKはもう少し親近感があって、身近な存在なのかな。

編集部●メルセデスってオープンカーのラインアップが豊富ですよね。

九島●オープンカー多いよ。去年は「ドリームカーズ」ってキャンペーンをやったぐらい。SクラスとCクラスのカブリオレがあって、SL、そして2016年6月にSLKから名称を変更したSLCでしょ。さらにEクラスカブリオレもこれから登場するからね。

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

編集部●SLKと言えば、電動開閉式のバリオルーフも話題ですね。

九島●初代が出た当時は、バリオルーフを開け閉めしているだけで、ひとが寄ってきたよ。

竹岡●このウインドウ・ディフレクターの形、なんだか懐かしい感じ(笑)。ないよりは全然いいんだけど、飛ばすと風が巻き込んでくる。

九島●オープンカーっていうのは、ずっと開けて走るもんじゃないのよ。ウインドウ・ディフレクターがあれば、何も無いよりはマシなんだけど、走行中の車内は、車両の中央後方から前に向かって風が巻き込むから、髪の長い女性だと顔の前に髪の毛がへばりついてしまう。

竹岡●わかる!せっかくセットした髪がボサボサになるのが、女性にとっては辛いのよ。

九島●そこで僕がオススメする乗り方は、移動中はルーフを閉めて、目的地でオープンにすること。できれば夜がいい。頭上に満点の星空が広がるのは最高だよ。

竹岡●それだと日焼けしないしね。

編集部●勉強になります。さて、SLKに話を戻しますと、グレードは大きくわけると3つ、搭載されるエンジンによって数字が異なり、200と350、そして55AMGです。また、2013年には200に6速MT仕様が追加されたこともニュースになりました。

竹岡●350(3.5L)と55(5.5L)は名前が排気量を表して、200は1.8L 4気筒ターボなんだよね。

編集部●ありがとうございます。では、お二人には試乗をお願いします。



編集部●さて、試乗から帰ってきたお二人に感想を伺いましょう。

九島●初代SLKは、ルックスはスポーティに見えても、乗るとロールが大きくてそうでもなかった。それがモデルチェンジごとに走りがスポーティさを増してきて、この世代になると、普段の街乗りは快適で、速度域が上がったり、振りまわしたりすると走りが気持ちいいようになっていた。それはこのクルマの個性だと思ったね。

竹岡●本当に九島さんの言うとおりで、この時代のメルセデスは、いまみたいにアジリティ(敏捷性)を前面に押し出す前だったからということもあるけど、基本は昔っからのメルセデスのオープンカー。ゆったりしているところが、またいいのよ。

編集部●走行距離が6万kmを超えていますが、影響は感じましたか?

竹岡●ボディはちょっとやれてるかな。それから、九島さんがエンジンマウントじゃないかって言ってたけど、信号待ちで振動がブルブル伝わってきたのが気になった。

編集部●中古車市場を見ていると、価格的なボリュームゾーンは250万円〜350万円ですが、走行距離はほとんどが3万km程度と低走行車中心でした。やはりセカンドカー的に使われていたクルマが多いのではないでしょうか。

九島●ほー。そうなんだ。それで新車価格のちょうど半分くらいだとすると納得かな。SLKはあんまり肩に力が入ってない感じでサラッと乗りこなすとカッコいいと思うよ。

竹岡●あまりひとを乗せない、自分専用車として使うのもオススメかな。

編集部●それはカッコイイですね。ありがとうございました。

※ナンバープレートはハメ込み合成です。

ソーシャルでシェアしよう!

お役立ちガイド

認定中古車という選択
認定中古車という選択 どのように乗られてきたかなどはなかなか知り得ないもの…メーカーが認定保証する中古車なら安心
残価ローンという選択
残価ローンという選択 数年後の車両の価格を予め決め、残りの金額を分割払いにするという仕組み、残価設定ローンを活用すれば月々の支払額をググッと…
輸入車ガイド
輸入車ガイド 中古車・新車情報、プロフィールや基本スペックなどのカタログ情報を掲載

Goo車検

ウェブで完結!Goo車検
ウェブで完結!Goo車検ご希望の場所まで引取&納車、お支払いもカードでかんたん決済!Goo車検はGooが提供する車検取次サービスです。