【気になる中古車試乗判定】ランドローバー レンジローバー イヴォーク 2 / 2ページ

旬のクルマをクローズアップ [2017.05.25 UP]

ランドローバー レンジローバー イヴォーク レビュー評価

ランドローバー レンジローバー イヴォーク
ランドローバー レンジローバー イヴォーク

240km/hまでスケールが刻まれた速度計とタコメーター。メタリックなパーツが用いられ、スポーティなデザイン。両メーターの中央には燃料計などのゲージが施される。

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)によるランドローバー レンジローバー レビュー評価をまとめます。

※各項目に対して10点満点評価。

自動車ジャーナリスト 竹岡 圭のコメント

自動車ジャーナリスト 竹岡 圭

次期プライベートカーの有力候補として数台のSUVが挙がっているだけに、今回の試乗もユーザー目線でしっかりとチェックしていただきました。

自動車ジャーナリスト 竹岡 圭
●人気TV番組「おぎやはぎの愛車遍歴」の進行役としてもお馴染みの、人気自動車ジャーナリスト。2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

ポジショニング 10点

 唯一無二の存在としてデビューしたら、雨後の筍ようにライバルが現れて追いかけられ始めた・・・・・・というようなイメージがあるのですが、やはり「レンジローバー」という冠がつくだけのことはありまして、気品が違うんですよね。あの老舗のランドローバーが、ユーティリティよりもデザイン重視のモデルを送り出してきた、というのも衝撃的でした。

装備 9点

 ランドローバーではなくレンジローバーと冠をつけたことからもわかるように、小さくてもしっかりレンジローバー、質感が違うんです。インテリアも自分の好みでかなりのバリエーションが選べましたから、逆にユーズドカーは好みのものに巡り合えたら買い!かも。ただし、デザインコンシャスモデルなので、後部座席の広さなどは目をつむってネ!

走り 8点

 4×4専門メーカーのランドローバー。テレインレスポンスも装着されてますし、その走破力は道なき道を行ける!というレベルにあります。登場当初のモデルは飛び出し感があってやや乗りにくかったのですが、この頃にはもう年次変更で改良され、扱いやすくなってますからそこはご安心を。予想以上に普通に扱いやすいモデルですよ。

自動車ジャーナリスト 九島 辰也のコメント

自動車ジャーナリスト 九島 辰也

イヴォークのデザインを担当したジェリー・マクガバンにインタビューした経験もあるという九島さん。自分で乗るなら3ドアかコンバーチブルとのこと。

自動車ジャーナリスト 九島 辰也
●長年にわたり男性ファッション誌や一般誌などでも活躍し続ける自動車ジャーナリスト。その知見は広く、プライベートでも、各国のクルマを乗り継ぐ。

ポジショニング 10点

 世界中のブランドからSUVが販売されるようになったいまだからこそ誕生した個性派モデル。ランドローバー社は、このイヴォークを生み出す際に自分たちの歴史とアイデンティティを見つめ直すことで、従来にない斬新なコンセプトを実現させた。それは軽量化やダウンサイジングエンジンもそうだし、前輪駆動仕様(日本未導入)の投入もそうだ。

装備 10点

 レンジローバーを名乗るということは、本格的な4WDシステムと豪華なインテリアを備えるということでもある。また、コマンドポジションと呼ばれる視界に優れたパッケージングもしっかり受け継がれている。スターティングプライスは低く抑えられていたが、内装のバリエーションなども豊富でパーソナライズできたのもレンジローバーらしさだ。

走り 8点

 地形や路面状況に合わせて駆動力を引き出してくれるテレインレスポンスなど、本格的な悪路走破性は流石レンジローバー。軽量素材を各所に配置することで、オンロード性能も高い。今回の試乗車は9速ATを備えるため、高速道路のようなステージでも騒音が抑えられており、非常に快適性は高い。扱いやすく、乗りやすいところは万人向きでもある。

GooWORLD編集部

デビュー当時、クルマ好きだけでなく、ファッション系の業界人からもよく質問を受けたのが印象的だったイヴォーク。いま見てもスタイルの美しさは魅力的。

ポジショニング 10点

 レンジローバーと言えば「砂漠のロールス・ロイス」という有名なフレーズがあります。まさに高級SUVの代名詞で、顧客もセレブリティが名を連ねます。そんなイメージ抜群のブランドからスタイリッシュなデザインで登場したわけで、注目を集めないわけがありません。しかも、レンジローバーのなかでは価格もお手ごろ。中古車市場での人気も未だに高いです。

装備 10点

 必要なものはすべて備わっていますし、見た目と質感のよさにテンションが上がります。伝統的なインテリアの造形を現代的にアレンジしているあたりも、レンジローバーに乗っているという実感を高めてくれます。今回試乗したのはベーシックな「ピュア」でしたが、これでも十分プレミアムな雰囲気。当然、上級モデルならさらにリッチな雰囲気が楽しめます。

走り 9点

 かつてのレンジローバーは巨体と重さを感じさせる重厚な乗り味でしたが、イヴォークは普通の乗用車に近い感覚で運転できます。コーナーで怖い思いをすることもまったくありませんでした。エンジンは2ターボで、9速ATとの組み合わせで常に十分なパワーを提供してくれます。それでいて、雪道や泥濘路でのタフさは折り紙つきなのですから脱帽です。

レンジローバー イヴォーク DETAIL CHECK

ランドローバー レンジローバー イヴォーク
2014年 レンジローバー イヴォーク ピュア(9速AT)

全長×全幅×全高 4355×1900×1635mm
ホイールベース 2660mm
車両重量 1790kg
エンジン 直4DOHCターボ
総排気量 1998cc
最高出力 240ps/5500rpm
最大トルク 34.7kg m/1750rpm
サスペンション前後 ストラット
ブレーキ前後 ディスク

中古車参考価格帯

330万円〜700万円(12年〜17年 ※全グレード)

モデル主要変遷(ランドローバー レンジローバー イヴォーク)

2012.03 ニューモデル
2013.11 一部改良 ←今回の中古車
2014.08 「ダイナミック」、「オートバイオグラフィ」を追加
2015.09 マイナーチェンジ
2016.09 一部改良

※ナンバープレートはハメ込み合成です。

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