【気になる中古車試乗判定】MINI 5ドア 1 / 2ページ

旬のクルマをクローズアップ [2017.01.26 UP]

人気自動車ジャーナリスト(と編集スタッフ)が真剣チェック!
気になる中古車試乗判定 MINI 5ドア

MINI 5ドア
2015年モデル MINI 5ドア

一般ユーザーが乗っている使用過程車をテストすることで、新車ではわからない実力をチェックするのがこのコーナー。売れ線中古車の本当のトコロを厳しい目線でインプレッション!果たしてその結果やいかに!?

文●竹岡圭、九島辰也、GooWORLD 写真●GooWORLD

今月の中古車は MINI 5ドア

MINI 5ドア

今回取材したクルマの走行距離は約1万7000km。年式からすると走っている部類に入るが、試乗ではヤレや不具合のようなものを感じることはなかった。

3ドアと同等のインテリア
それこそ5ドアの価値
MINI 5ドア コックピット

 ナビ画面を納める巨大なセンターメーターは、MINIのアイコン。速度計やタコメーターなどはステアリングポスト上のメーターに集約され、さらにヘッドアップディスプレイも用意。LEDライトの色や明るさ、明滅パターンによってクルマがドライバーにコミュニケーションを図るのも特徴。

後席へのアクセスのよさは
5ドア化した最大の利点
MINI 5ドア 内装

 MINIならではのポップな世界観はそのままに、利便性が大幅に高まった5ドア。後席へのアクセスが簡単なのはもちろん、ドアが短くなっているので3ドアに比べて乗り降りの際に気を使うことも少なくなった。取材車両はシートやラゲッジにオリジナルのカバーを取り付けている。

エンジンのバリエーションは
驚くほど豊富です
MINI 5ドア エンジン

 ワンには1.2L 3気筒ターボ、クーパーには1.5L 3気筒ターボ(ハッチバック以外は1.6Lターボ)、クーパーSは2L 4気筒ターボ、クーパーDおよびクーパーSDには2L 4気筒ディーゼルターボと多数のパワーユニットを用意する。トランスミッションは6速MT・ATまたは8速AT。

MINIらしさと乗り心地を
バランスさせた足まわり
MINI 5ドア タイヤ・装備

 Bセグメントの小型車でありながら、いち早くリヤにマルチリンク形式のサスペンションを導入したことも、走りにこだわるMINIらしいところ。現行型世代ならではの装備として、ナビなどの操作が手元でできるタッチパッド付きのMINIコントローラーを採用。インターネットにも接続可能だ。

MINI 5ドア 試乗判定レビュー

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)
自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

じつはお二人はともに「MINI博士」と言えるほど詳しく、竹岡さんにいたってはプライベートカーとしてもMINIを所有。自動車のプロをも引き寄せる魅力がMINIには備わっている。

ますます広がり続けるMINIワールド

編集部●気になる中古車を実際に試乗することで、その実力をチェックしようというのがこのコーナー。今回は、キャラクター性の高いデザインで大人気のMINIから、5ドアが登場です。お借りした車両は個人所有で2015年モデル、グレードは「クーパー」、走行距離は1万7000km強となります。今回のモデルは、新型となってから数えると「3代目」になるんですよね。

竹岡●初代がR50(01年〜07年)、2代目がR56(07年〜14年)、この3代目はF56(14年〜、5ドアはF55)、これはBMWのコードネームと同じで2シリーズ アクティブツアラーのベースにもなっております。

九島●ちなみに「F」は「Future」の「F」ね。

編集部●ありがとうございます。どのあたりが進化したんですか?

竹岡●よりBMWっぽくなった(笑)。エンジンもそうだし、インテリアの質感とかも。

九島●高級感が出たよね。

竹岡●ナビのコントローラーもiDriveみたいなもんじゃん。

九島●(笑)

竹岡●あとはイルミネーションかな。センターメーターの周囲にLEDが仕込まれていて、クルマが色でコミュニケーションしようとしてくる。だから、慣れるとクルマと会話ができるのね。それが新しいかな。

九島●エコモードだとグリーンになったりね。

編集部●なるほど。21世紀になってMINIが復活してバリエーションが増えてきましたが、15年に登場したこの5ドアというのは、非常にエポックメイキングな存在ですね。

竹岡●そうだよね。クラシックミニの時代からこれまで5ドアっていうのはなかったんだから。

九島●昔はミニといえば3ドアのあの形を指したけど、いまや「MINI」というブランド名だもんね。

竹岡●3ドア、5ドア、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバー、ペースマン。新車では買えなくなったけどロードスター、クーペ、クラブバン。しかもそれぞれにワンがあって、クーパーがあって、クーパーSがあって、ディーゼルや4WDがあって、JCWがあるから(笑)

九島●さらにMTとATも。

編集部●「MINI」といっても、色まで含めればその組み合わせはじつは何万通りもあるわけですね。

自動車ジャーナリスト(竹岡 圭・九島 辰也)

竹岡●デザインが凝ったクルマだから、同じようなクルマが街中にたくさんいるとどうなのかなって思ってたけど、あまりにもバリエーションが豊富だから、かえって同じMINIを探すほうが大変(笑)

九島●そこはまあビジネスだし、MINIはクルマの骨格がいいからいろいろバリエーションができるという側面もある。これまでライフスタイルの変化によってMINIを手放さざるを得ないひとがいたわけじゃない。そこを1ブランドでカバーしようということで、5ドアとかクラブマンが生まれたんだろうね。

竹岡●5ドアは3ドアにいちばん形が近いでしょ。これまで3ドアだからって理由で家族に反対されていたひとにはいいと思うな。

九島●5ドアは実際便利だし。

編集部●それでは、そろそろ試乗のほうをよろしくお願いします。


編集部●さて、試乗基地にMINI5ドアが戻ってきました。さっそくお二人に感想を伺ってみましょう。クーパーは1.5Lの3気筒ということで、エンジンが気になるひとも多いと思います。その辺はどうですか?

竹岡●十分に速いよね。

九島●クーパーとしては速すぎるくらい。下からトルクがあるから、アクセルをゆっくり踏んでもビュンビュン走る。

竹岡●私は仕事柄、MINIに多く乗る機会がけっこうあって、知ってるがゆえに細かいところで気になることはあるのね。たとえばトランスミッションがロックアップ領域で息継ぎする感じとか。

九島●完璧なわけではないと。

竹岡●一方で足まわりのセッティングは上手になったよね。初代はガチガチで、2代目はちょっと緩かった。3代目はちょうどいいところに落としてきたかなと。乗りやすいし。

九島●そうだね。MINIが言う「ゴーカート・フィーリング」はそのままに、快適性とのバランスは上手に取れてると思う。

編集部●では、お二人のパーソナルチョイスを教えてください。

九島●僕はコンバーチブルに乗りたいな。ソフトトップにユニオンジャックのヘリンボーン柄が織り込まれてて格好いいんだよ。

竹岡●私は来年新しく出るクロスオーバー・・・・・・と言いたいけど、いま手に入るなかから選ぶとすると、クーペかペースマンがいいな。

編集部●今回の5ドアはどんなひとにオススメですか?

竹岡●これまで3ドアということで諦めていたひとかな。

九島●ズバリ、それしかないね。

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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