第1回目 今こそ知りたい!MERCEDES-BENZ E-Class 1 / 2ページ

GooWORLD特集記事 [2016.11.17 UP]
今こそ知りたい!MERCEDES-BENZ E-Class
写真●GooWORLD

長い歴史に育まれるプレミアムブランド、メルセデス・ベンツ。その中核を担うEクラスは、つねに高品質な素材と先進的なテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれ、快適さと上質な走りを体現してきました。今回は、話題のニューモデル登場でさらに注目度が高まるメルセデス・ベンツ Eクラスを大特集!歴代モデルの輝かしい歴史をふり返り、それぞれの魅力、ニューモデルが提案する新たな境地を一挙公開します。

Technical data of MERCEDES-BENZ E 200 Avantgarde Sports

[Engine]
Total displacement 1,991cc
Arrangement 4 cyl./16valves in-line
Fuel delivery Electronically-controlled direct injection with turbo
Power 184hp at 5,500rpm
Torque 30.6kgm at 1,200-4,000rpm
Compression ratio 9.8
[Transmission] 9G-TRONIC PLUS
[Tyre sizes]
Front 245/40R19
Rear 275/35R19
[Kerb weight] 1,700kg

MERCEDES-BENZ E
ついにベールを脱いだ注目モデル!

MERCEDES-BENZ E 200 Avantgarde Sports
MERCEDES-BENZ E 200 Avantgarde Sports

5代目となったEクラス。ダイナミック、スポーティ路線だった先代のイメージからは、一新となったデザイン。ただ最新のメルセデス・デザインにアップデータされたのではなく、独自の絶妙な優雅さがこれまでのメルセデスユーザーからも好評を博し、早くも評判となっている。

文●石井昌道 写真●GooWORLD

メルセデス・ベンツ E 200 アバンギャルド スポーツ(9速AT)

全長×全幅×全高 4950×1850×1455mm
ホイールベース 2940mm
エンジン 直4DOHC+ターボ
総排気量 1991cc
最高出力 184ps/5500rpm
最大トルク 30.6kg m/1200-4000rpm
サスペンション前 4リンク
サスペンション後 マルチリンク
ブレーキ前後 Vディスク
タイヤサイズ前・後 245/40R19・275/35R19
新車価格 675万円〜1149万円(全グレード)

伝統と未来、「S」と「C」その間を行く際立つ造形

 近年、ラインアップの拡充が続き、中堅の日本メーカーよりも日本市場で販売する車種が多いほどになったメルセデスだが、Sクラス/Eクラス/Cクラスといった伝統のセダン3兄弟は、いまでもコアな存在だ。そのなかでも中間に位置するEクラスは、まさにセンター・オブ・メルセデス。フラッグシップとしてラグジュアリーを極めるSクラスと、スポーティさをアピールするCクラスの両方のキャラクターをあわせもつことになるが、デザインはややSクラス寄りになっているようだ。

 エクステリアは意図的に3兄弟のファミリー感を強調しており、遠目には見分けがつかないほどに相似している。多種多様になったラインアップのなかでのコアバリューを主張するねらいもあるのだろう。

 ところが、サイドのキャラクターラインはSクラス、Cクラスともに後方に向けてゆるやかに下がっているのに対して、今回のEクラスはあまり下がらないままに長く後方までひかれている。より伸びやかに見せようという手法であり、ここにSクラスに寄せた意志がみてとれる。先代モデルでは強く後方に跳ね上がっており、前進感やスポーティさが強調されていたが、新型はよりモダンでラグジュアリーになった。

 ボディサイズは先代に比べると全長は60mm長く、全幅は5mm狭く、全高は同一。ホイールベースは65mm長くなった。サイズはほぼ同等だが、アルミの使用率を5%→16%に増加させるなどして、約70kgの軽量化を実現しているという。

 全長の延長分のほとんどは室内空間の拡大に使われている。全幅はわずか5mm狭くなっただけだが、立体駐車場やコインパーキングなどでは上限に近いボディサイズだけに、これだけでもありがたみを感じる場面は少なくないだろう。

 メルセデスのデザインは、以前に比べるとぐっと官能的になっており、セダン3兄弟のどれもボンネットが長くなり、キャビンが後退してルーフラインが流麗なクーペ風のフォルムとなった。だが、パッケージングはまったく犠牲になっておらず、室内空間の余裕は先代よりも増している。官能的でありながら、機能を大切にするのが論理的なドイツ製品らしいところだ。

 フロントマスクは、アバンギャルドおよびアバンギャルドスポーツでは大型スリーポインテッドスターがグリル中央に構えるスポーティなスタイル。後者はさらにAMGラインでダイナミックに仕上がっている。エクスクルーシブはスリーポインテッドスターのマスコットがボンネットに鎮座する伝統のスタイルだ。

 テールエンドは旧型ともっとも異なる部分だ。小型化されたリヤコンビネーションランプはボディにモール等なしで埋め込まれているが、非常に精緻な印象で、全体的な質感を大いに高めている。無駄を廃するメルセデス・デザインのピュアリティ(純粋性)にも通じるところだ。この2本のバーによって三分割されているリヤコンビネーションランプは、ジェットエンジンの赤熱のように輝くハイライトが施されたスターダストエフェクトを初採用。現在のところはSクラス以上に煌びやかな表情となっている。

PROFILE
自動車ジャーナリスト 石井昌道
●レースの参戦経験を持つ自動車ジャーナリスト。日々、国内外で行われるニューモデルのテストドライブへ精力的に赴き、ステアリングを握る。専門誌はもちろん、一般誌でも人気だ。

DESIGN
史上最大級の進化を遂げたメルセデスの「顔」

機能追求を超えた新たな造形思想

 7年ぶりのフルモデルチェンジで、装いを大きく変えてきたEクラス。存在感のあるラジエーターグリルからはじまり、キャビンまでなだらかに伸びるボンネットのラインは優美そのもの。メルセデスセダンの伝統に沿っものだが、新型のそれは洗練さと高級感も強く感じられる仕上げとなっている。そして、片側84個のLEDが埋め込まれるヘッドランプから流れるように連続するボディサイドに目を移すと、2本の力強いプレスラインが目に入り込んでくる。空力特性が練りに練られた造形ではあるのだろうが、その面構成は、エレガンスとスポーティさが融合し、時間や周囲の環境によって多彩な顔を見せてくれる。伝統と新世代のセンスが織りなす新たなメルセデス・デザインが、この新型で確立されたといえるだろう。

MERCEDES-BENZ E-Class

先代後期から、設定はアバンギャルドのみで、スリーポインテッドスターが大きくグリルに収まっていた。しかし今回は、エンブレムがボンネットの先に立つタイプの「エクスクルーシブ」を選ぶことができる。

MERCEDES-BENZ E-Class

MERCEDES-BENZ E-Class

POINT OF VIEW
風洞実験で磨かれる風との対話能力
風洞実験で磨かれる風との対話能力

 世界有数の進化した風洞実験設備を誇るメルセデス。繰り返し行われる実験では、空力特性やノイズの検証などが測定され、それによってデザインも調整されていく。EクラスのCd値は0.24という驚きの数字だが、空力特性は燃費だけでなく、走行性や静粛性にも決定的な影響を及ぼすとされる。

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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